島の食材をふんだんに使った美味しかった鍋料理

九州最大の都市である福岡から高速船に乗って約1時間のところに位置するのが、長崎県の壱岐の島です。壱岐と言えば玄界灘の新鮮な魚介類と和牛ブランドの壱州牛が美味しいことで、福岡や地元などでは知られています。
そんな中、郷土の鍋料理「ひきとおし」の存在を忘れるわけにはいきません。「ひきとおし」とは、お客様を奥の座席までお通しすると言った意味合いがある、郷土のおもてなし料理になります。

壱岐は古代から離島でありながらも自給自足のできる島であり、肉に関しては牛だけでなく鶏や豚を飼育している農家も多いほどです。ひきとおしでは鶏肉がメインになり、鶏ガラと砂糖にみりんや醤油でお出汁を取りますが、ビールや地酒の壱岐焼酎と一緒に美味しくいただくために甘めに味付けします。

また、日本で一般的に知られている豆腐より固くて重い栄養たっぷりの壱岐豆腐、春菊や白菜に椎茸類といった旬の野菜をふんだんに入れます。壱岐の友人は兼業農家で大工の職人ですが、鶏も飼っているため食材のほとんどを実家で賄うことができます。ご馳走で呼ばれて行ったときの感想として、今まで食べた国内外の鍋料理の中で間違いなくベスト3に入る美味しさです。

甘ガラのタレと島の食材との相性が抜群で、地元で造られた焼酎がグイグイいけました。旅行で訪れる際には、壱岐を代表するホテルや旅館では「ひきとおし」の夕食のリクエストが可能ですが、宿の予約の際に念のために確認をしてみてください。

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